【試乗比較】スバル レヴォーグ試乗インプレ!(後編) レガシィと試乗比較!見積りもとってみた。

大好評御礼!!スバルレヴォーグ試乗インプレッションシリーズですが、今まで前編ではレヴォーグ1.6GTの内外装インプレッション、中編では試乗ドライブフィールとお届けしてきました。

最後になる今回は、現行最終型となるスバルのレガシィも試乗させてもらいましたので、そのレガシィとレヴォーグの比較試乗編と称して、どのくらい差があるかをレポートしたいと思います!

ワンダー速報ならではの切り口で、スバル同門対決をレポートいたします!!


レヴォーグ07



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※2014年11月追記!!
2014年新型レガシィ見てきました!

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試乗させていただいたのは、レヴォーグは前回レポートした1.6GT、対するレガシィは2.0GT DIT EyeSightという、レヴォーグ2.0に乗るのと同じエンジンを搭載したモデル。

果たしてその対決の結果は…


例によって、インプレッションはあくまで個人的な感想です。一部辛口な意見が含まれることが有りますので、気分を害する可能性の在る方はご遠慮ください。


ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓


 
 
 

 
レヴォーグ1.6GTに試乗した後すぐに、レガシィ2.0GT DIT EyeSightに試乗させていただきました。

というのも、レヴォーグ2.0と同じエンジンなので、そのパワー感の参考用ということでレガシィをオススメされたのでした。

なのでレガシィの写真は、本来だったらブログに載せるつもりなかったので撮りそこねました^^;
でも、本来上位車種に当たるレガシィと、ダウンサイジング化されたレヴォーグがどういった乗り味の違いがあるかをレポートしても面白いかもと思い、記事にさせていただきます。
レヴォーグ自体が、実質的なレガシィの日本版後継車みたいなもんですからね。




レガシィに乗り込んでまず感じたのは、広さ。

ボディサイズは、
レヴォーグが全長4690mm×全福1780mm×全高1490mm、
レガシィが全長4790mm×全福1780mm×全高1535mm、

レヴォーグが100mm短く45mm低い

しかし室内に座ってみると、広さの差はその数値以上に感じるのは、おそらくボディの上屋部分が、レヴォーグがスポーティに見せるためにグッと絞りこまれているからか、肩や頭上高周りにレガシィのほうがかなり広く感じられます。

後席の足元の余裕も、レガシィのほうがやっぱり広いかな。

北米をターゲットにしているから、シートを含め大きめに作られているのがレガシィなんだと思います。
スタイリングもレヴォーグはシュッと引き締まったシャープさを感じるのに対して、レガシィは大陸的な大らかさというかどこかずんぐりと見えます。
レヴォーグが決して狭いというわけではないので、さらなう余裕を求めるかスタイリングを取るかは、好みの問題ですね。



一方で、デザインと質感はやはりレヴォーグに比べるとレガシィは一世代古い印象でした。

後席の足元スペースや、シートのゆったり感、肩周り、頭上高など、レガシィのほうがレヴォーグよりも広々としていますが、ドアトリムや後席アームレスト、コンソール周りもレヴォーグのほうが後発な分、質感的にも優っています。




さて、レガシィの試乗に戻ります。
レヴォーグ同様に、プッシュ式のスタータースイッチを押して、エンジン始動。

レガシィも不快ではないレベルにエンジン始動の音と振動は抑えられていますが、やはり後発のレヴォーグのほうが静かで振動も感じません。
アイドリング中の音と振動についても同様で、レヴォーグのほうが静か。
どこのメーカーでも、後出の車のほうが優れていることは多々ありますのものね。

細かいところですと、ウインカーのクリック音などもレヴォーグのほうが上質です。




レガシィもすでにモデル末期で、6月中で販売は終了とか。
現在北米市場が好調なレガシィは、次期型でも北米ターゲットに大型化の路線を進み、日本にはアウトバックとセダンタイプのみが導入される予定。

レガシィ2.0GTに搭載されている、2.0L DOHC直噴ターボ“DIT”は、レヴォーグの2.0Lモデルにも搭載されますが、エンジン自体は同じでも、さらなるファインチューニングがなされているそうです。
最高出力の数字自体は同じでも、最高回転数が6500rpm付近にまで高められていたり、その特性が改良されたものが搭載されているそうです。

車重の重いレガシィと比較するので参考値レベルですが、0-100km/h加速ではレヴォーグの2.0Lのほうが1秒以上早まっているそうです。





レヴォーグ1.6GTで走ったのと同じ試乗コースをレガシィ2.0GTで走りますが、まず感じたのは静粛性の差

ロードノイズ、エンジン音、床や窓方向からの音が、明らかにレヴォーグよりも聞こえます。
モデル末期とは言え、仮にも上位車種に当たるレガシィがここまでうるさく感じるとは…、というレベル。
すなわち、レヴォーグがそれだけ静粛性が高いということを意味しています。

レガシィも高級車と言える車格になっていましたので、それよりも静かということはレヴォーグの静粛性がいかに高いかを物語っています。

ロードノイズの差の大きな要因としては、遮音性能の差もあると思いますが、レヴォーグのタイヤにも秘密があります。

レヴォーグは、タイヤを選定するにあたって、各タイヤメーカーに「レヴォーグには、こういうタイヤを履かせたい!」という要望を出したそうで、それを一番高いレベルで実現したのがダンロップだったそうです。

ちなみに、ダンロップ製 SP SPORT MAXX 050というのを履いてるらしく、新型スカイラインも同じタイヤだとか?(未確認)

タイヤもこだわって静粛性とスポーツ性能を両立したものを採用しているんですね。




バイパスの直線で、同じようにレガシィ2.0GTでも全開加速を試みます。

やはり、さすがにレヴォーグ1.6GTよりは力強く加速します。
しかし一般道ではさらに上の速度域までは回すことはできなかったので、より早い速度域への加速感や高回転のフィーリングは確かめることはできませんでした。

レヴォーグ2.0のフィーリングは、レガシィのそれよりもさらにチューニングが高められているそうですのでさらに期待できますね。

さて、試乗コースを一周して、ディーラーに戻ってきました。

シフトをPレンジに入れ、電動パーキングブレーキのスイッチを入れると、「ウィィィーン」という結構大きな音が。
電動パーキングブレーキが作動する音なんだそうで。

「これ、結構目立ちますね」、と聞いてみると、レヴォーグではこの電動パーキングブレーキの機構自体が新しいものになっているそうで、もっと静かにパーキングブレーキがかかるそうです。
良かった良かった。




今回、レガシィに試乗して、余計にレヴォーグの良さが際立った印象でした。

広さ以外では、レヴォーグのほうが間違いなく良いです。

まあレガシィはモデル末期ですからね。
もう新型レガシィの映像なども公開され始めていますね。

歴代レガシィがリレーをするカッコいいムービー↓




新型レガシィのワールドプレミアの時のムービーも共有しておきますね。



この新型レガシィは、インプレッサ→レヴォーグと続いている新しいスバルのデザイン文法によって作られているので、とてもかっこいいです。
レヴォーグがシャープなのに対して、新型レガシィはマッチョですね。

新型レガシィの情報も入りましたら、ワンダー速報でも整理してみたいと思います。




さて、レガシィと乗り比べることで、レヴォーグの良さをさらに体験できたところで、さっそくレヴォーグの見積もりを作ってもらうことにしました。

私がチョイスしたのは、レヴォーグ1.6GT-S EyeSight
本体価格は305万円から。

新開発エンジンの実力も想像以上でしたし、何よりアイドリングストップがあるのは1.6のモデルのみ、しかも嬉しいレギュラーガソリン仕様でエコカー減税100%とあれば、1.6のモデルは積極的に選びたくなります。

アイサイトは欲しいし、見た目や内装の質感的にもGT-Sのほうが好みなので、このグレードを選択。

オプションは、今の車と見劣りする部分が少ないよう、リアビューカメラや、デイタイムランニングライトやらエアロがつくベースキットは選択。

写真 2014-05-21 0 44 56

値引きの項目がありますが、これはナビのキャッシュバックキャンペーンなので、本体価格からは値引きされてません。
それ以外はお任せで作ってもらったところ、こんな感じになりました。

写真 2014-05-21 0 43 37

ぐぉ!!
386.7万円…

1.6とは言え結構なお値段で^^;;;

ゴルフヴァリアントがTSI Comfortlineで280万円から、TSI Highline335万円からなので、それらともバッティングする価格帯。

国産だとアテンザワゴンくらいがライバル車だと思いますが、アテンザワゴンならディーゼルターボのXDが300万円から、2.5Lの25S L packageが317万円からなので、コミコミ価格にすると同じような価格帯になってくると思います。



個人的に、車は早く乗り換える性格なので(笑)、10万以上するコーティングと、点検プランなどを取ってもらって再度見積りしてもらいました。

↓左が元の、右が保証プランカットしたもの。希望ナンバーだけ追加してます。

写真 2014-05-21 0 45 25

↓オプションもコーティングをカット。

写真 2014-05-21 0 44 33




で、出来た見積りがこちら↓

写真 2014-05-21 0 44 26

362.8万円。
これでも安くはありませんが、まださっきの価格よりは抵抗なく見れます^^;
でも、コーティングはさておき、保証プランみたいなのは普通は付けると思いますから、それだけでこれより10万そこそこのプラスになっちゃいますね。


この価格でも、先ほど挙げたライバル車と同じ価格帯でしょう。

あとは、トヨタの新型ハリアーのガソリンモデルなら、オプションにお金をかけなければ同じ価格帯になってくるかな。

2.0Lのグレードにすると、+50万円くらいのイメージですので、国産だとライバルも不在になってくる価格帯です。

すごく良い車、でも価格も結構イイお値段、という感じです。


驚きの内外装の質感、そしてそれを上回る驚きのドライブフィールには、国産車の枠に収まらないクオリティだと感心いたしましたが、価格帯も国産車の枠に収まらず、ゴルフヴァリアントと同じレベルになってしまってますね。

レヴォーグの商品力も素晴らしい物がありますが、ゴルフはさらに相当な強敵ですので、どちらか選べと言われたら悩みます。

アテンザは試乗していないのでノーコメントです。

ハリアーのガソリンモデルも、レヴォーグとはキャラクターが全然違いますが、所有する満足度が高い車だと思いますので、これも比較したら悩むでしょうねぇ。


でも、レヴォーグはそんな強敵の中から選んだとしても、決して損はない一台だと思います。

ワンダー速報的に太鼓判が押せる車だと思います^^



レヴォーグ02


そんな感じで、レヴォーグの試乗インプレッションを3回に分けてお届けしてきましたが、いかがでしたか?

そして気になるレヴォーグの5月18日現在の納期情報のおさらいです。

レヴォーグの正式発売は6月20日ですが、5月18日時点で予約を入れたとすると、生産ラインに乗るのはだいたい8月ギリギリ間に合うか、もしくは9月になるそう。
そうなると納車は9月にギリギリ間に合うか、10月以降になってしまいそうです。
すなわち、発売前の段階ですが、納期は5ヶ月近い待ち状況…。

3月くらいの段階では、2.0Lのほうが納車早いかもとのことでしたが、5月現在ではそれも無くなったそうで、どちらのグレードでも納期は同じくらいかかるそうです。

これも予約状況によっては増産体制などになるかもしれませんので、詳しくはお近くのスバルディーラーにその都度ご確認ください。



レヴォーグの動画がありましたので、いくつか共有しておきますね。









ご興味ある方はどうぞ。



さて、絶賛予約受け付け中のレヴォーグですが、購入をご検討の方、試乗に行ってみようかなと考えている方、実際にディーラーに行く前に、そろそろネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメします。

何故かというと、軽い気持ちでとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。







買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^


実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^

ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。


あなたの愛車は今いくら?ガリバーのカンタン無料査定




ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ^^







自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
そして、「同時に見積金額を名刺の裏に書いてもらって、せーので見せて、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)

何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告もいただきました!^^

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^


ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)


とりあえず今の愛車の下取り額がいくらか、見てみようかな…



2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^


貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^





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車を買うなら、併せて自動車保険も見直しもオススメですよ^^
ディーラーに薦められるがまま、高い保険料払っている方、結構多いのでは?

月々の支払はできるだけ安く抑えたいですしね。
もちろん、保険内容も大切ですので、複数の保険を比較して、一番ご自身にあった自動車保険を選ぶのがお得ですよ^^



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では次回のワンダー速報もお楽しみに!












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コメント

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長編レポートありがとうございます
3回に渡ってのレポートありがとうございます

レヴォーグは当方も気になる一台でありましたので、一般ユーザー目線で情報が濃縮されたレポート大変参考になりました。
国内専売ということで、日本の路面状況を重視した脚周りになってそうですね。
国産最強レベルの乗り味ですか! ますます気になってきました。


Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
マツダにも行ってみたいと思います。
Re: 長編レポートありがとうございます
ありがとうございます。

レヴォーグは乗り味は素晴らしい物がありました。
ただ価格も国産にしてはやや高い目です。
ゴルフと同じくらいと考えると、悩んでしまいますね。
ライバルは輸入車だとゴルフヴァリアントというよりボルボV40シリーズだと思います
実際そっちを意識していたという話もちらほら
知人とかを見る限りボルボとスバルは結構客層が被っている印象もありますし
あとは国産車だとマツダアテンザワゴンですね

このクラスの車が国内で売ってる国産車だと他はアテンザワゴンしか無いんですよね
他の会社も作って欲しいとは思うんですけど、結構客層がニッチですからそれも望み薄かも
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。

たしかにスバルとボルボは客層かぶっているところが多いみたいですね。

でもV40だとハッチバックなので、直接的なライバルにならないかも?
どちらかと言うとV60のほうが荷室も広くレヴォーグと近いかもしれません。

国産だとワゴンが本当に少なくなって、スバルの一人勝ちに近いですね。
実際に、ミドルサイズのセダンやワゴンを縮小したホンダから、客が流れているのも多いみたいです。

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